私はミント満は心凉

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顔じゃなくな

オマエが惚れてくれた顔じゃなくなってしまった自分がショックで???、それからオマエに会う勇気がなかったんだろう。

それでもとりあえずなんとか整形してキレイになって???、かれこれ20年の月日が経ってそれで???、それでやっとようやく吹っ切れたんだよ。
以前の顔じゃない、整形後の顔でオマエに会うってことに」

せ、整形してた?
ゆ、ユリエがモトコに?

ってでも???、いやあ、俺にはやっぱ信じられねえなあ」
と俺はぼんやりと脳裏にふたりの顔を思い浮かべそうつぶやいた。

20年だろ?
それもオンナだぞ。
普通に年取ったところでソイツが他人に見えることだって十分にありえる。
増してや派手に整形したとなりゃあもう顔なんて全くの別人に見えるだろうよ」
とホンジョウは自信ありげにそう断言し、さらにこう続けた。
ナカバヤシ?
もしかしたらこれは???、20年越しの???とんだ純愛物語かもしれないぞ。
まあ、そのアウトプットとしてはかなりエキセントリックな味付けがされてるけどな」

純愛?物語って」
と、俺はしばらくの間呆然としグラスの氷が溶けていくのをただ見つめていた。

俺にはそうとしか思えないんだけどなあ?」
とダメ押しのホンジョウに対し、
ああ、もうわかったよ。
認めるよ、オマエの言う通りふたりが同一人物だったって言う可能性は確かにある。
でもそれにしたっでだ???。
それにしたって、それもなんでまた今頃になって???、それもそんな小細工をしてまで俺に会いにくる必要がある?」
と俺にはどうしてもまだその根底に納得出来ないものがあった。
そしてアイツが俺に語って聞かせた???あのわけのわからない話にしてもだ。

オマエら、だから俺が言っただろ。
その必然性ってのは彼女の任務以外にはないんだって。
だからつまり、俺の解釈はこうだ???」
と言って今度はマスターが真剣な顔と口調でこう語り始める。

機関の話はやっぱりナカバヤシに話したモトコの説明通りだったんだよ。
日本でユリエがナカバヤシに接近したのを恐れた『光の機関』がユリエを殺そうとしたんだ。

でも彼女は何とか生き延びた。
それで『光の機関』が逆洗脳か何かで彼女を味方に鞍替えさせたんだろう。

もともとユリエはナカバヤシのことが好きだったわけで、ナカバヤシを守る『光の機関』側に勧誘する方がむしろその逆よりも簡単だったはずだ。



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